他の職員に対してのその怒り!全く意味のない無駄なものです

介護の仕事をしていて他の職員に「何でこの時間にこの仕事が終わってないの?」「この時間まで何やってたの?」とイライラすることはよくあること。

特に従来型ではない、ユニットケアを取り入れている施設では時間の流れが従来型とは全く違います。しかもユニット毎に時間の流れが違うので、入居者に合わせた仕事をするということになります。

そんなユニットケアで働いているとよくある事といえば、「何で私はいつも気を使ってここまでの時間に、ここまでの仕事を終えているのに、この職員は時間までに終わらせることが出来ないんだろう?」とイライラする現象。

多分「この仕事はこの時間までに終わらせましょう」と教育を受けた人はほぼ全員がこの思考に陥ると思います。しかし、考えてみてください。その仕事を時間までに終わらせる理由を。ユニットケアはタスクスケジュールがあってないようなもの。その日の状況によりcase by caseとなります。極論言うと「同じ日はない」と言えます。

ということは、「時間通りに仕事を進めたい」という思考はそもそも必要ないことになりますが、ではなぜ、この思考に陥ってしまうかというと、「他の職員の仕事が楽になるように」という助け合いの精神だと思います。

他の職員の仕事が楽になるということは、自分の仕事も楽になるということです。

職員同士が助け合いながら仕事をする。そんな当たり前な思考がなぜ問題なのか?

そもそも職員を助けても意味が無いということに気づいていないのが問題です。

職員ではなく、入居者様にとってどうだろう?という思考が必要

頭では「入居者様目線で」と分かっていますが、実際の現場はそうは行かないのが当たり前。与えられた時間内に食事、排泄、入浴を終わらせないと行けない。でもこの「終わらせないといけない」という思考が弊害を生んでいるのも事実。

だから、終わらせるのではなく「入居者様にとってどうだろう?」と考えて動けば良いのではないでしょうか。

介護職員の不足がない状態で、「終わらせないといけない」と考える必要は無いと思います。

なので、他の職員に「何でこんな時間にそんな仕事しているんだ」とイライラしたとしても、「その職員から支援されている入居者様が幸せそう」であれば問題ないと考えて良いのでは?

自分が今まで他の職員を助けるためにやっていた仕事をやめる

「他の職員が楽になる」と思ってやっていた仕事も意味がないのでやめてしまいましょう。

職員を助けるために介護の仕事をしているのですか?と問われれば、「違います。入居者様を支援するためです」と答えるのではないでしょうか?

「自分が助けているのだから、自分も助けてもらって当たり前」というgive and takeは職員が心を病む一つの原因ではないかと思います。

ユニットケアでは1人で支援を行う時間が多いと思います。他の職員の仕事が遅れているように見えれば手伝いたくもなりますが、その職員の仕事なので「あえて手伝わない」という選択肢が必要だと思います。

そこで助けてもらえず怒り出す職員はそもそもユニットケアは向いていません。その職員に任せているのだから、最後まで任せれば良いのです。手伝うとどうしても手伝った職員が「私だけ!」という不公平感が出てきます。一度不公平だと思ってしまうと、その後も「私はいつも不公平だ」と不満を持つことになります。

ユニットケアはサボりやすい、結果サボった職員の尻拭いに奔走することになる。

ユニットケアってレベルの高い運営と、現場職員が居ないと成り立ちません。何故かと言うと、「サボろうと思えばいくらでもサボれる」からです。

ただ、サボった結果は全て他の職員が尻拭いをすることになり、尻拭いをした職員が不公平だと不満を持つことになります。

しかし、そこでイライラしても全く無駄です。

そのような職員はいくら注意しても治ることはありません。断言します。治りません。

なので、その職員の入居者様にとって良い部分のみ見るようにします。だめな部分を見てイライラするのはまったく無駄な行為です。そのイライラは結局陰口やいじめに発展し、職場環境を悪くする要因になります。結局、環境の良い職場の方が職員の定着率もよく、入居者様にとってもいい環境になる。

他の職員の行動に一喜一憂せず、平常心を保ちつづけることがプロだと言うことでしょうか。

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