老人ホームで「目やに」が付いている状態。実は怖い病気かも。

老人ホームで入居者様を見ていると目ヤニが付いたままになっている事が結構あります。
目ヤニが付いているだけでゲンナリしてしまう経験を、介護福祉士は沢山しているのではないでしょうか?
酷い目ヤニが付いている
早番で出勤して、入居者に挨拶していると、ほぼ全員に目ヤニがついたままになっている。
酷い人は目やにでマブタが開かないような状態に。
これは本当にげんなりします。
でも、これだけ目ヤニが出るって何かおかしいのでは?
- 日中に昼食を支援するときも目ヤニが付いたまま
日中に入居者様の顔を見て目ヤニが付いていたことはないでしょうか?
朝だけでなく、日中にも目ヤニがついたまま生活しているのです。
早番者や日勤者ですら目ヤニを取り除いてもまた出てきます。
ご家族が見たらさぞ、、「この施設は目ヤニも拭いてくれない」と思ってしまうかもしれません。
開けづらくなった目を一生懸命に開けて食事を召し上がる。
こんな状態です。どうしてこんなに目ヤニが出るんでしょうか?
実は、何かの病気なのかもしれません。
実は結膜炎だった
実は結膜炎を起こしていて、目ヤニが出ていたようです。眼科を受診して点眼薬を処方していただきました。
何週間かで症状すると思いましたが、1ヶ月立って治癒しました。
しかし、直ぐに再発したりするので、目ヤニはどのようなものか気をつけて観察しないといけません。
ネバネバと、黄色いものなら結膜炎の可能性が高いです。
- 目ヤニの量が多いと思ったら
目ヤニの量が多いと思ったら、直ぐに報告し、眼科を受診しましょう。
そのまま放置すると今後もっと病状が進行する可能性があります。
「目ヤニが多いけど、毎朝綺麗に拭いているから大丈夫」と安心するのではなく、「目ヤニが多いことを記録に残していなかったのはミスだった」と反省しきりです。
入居者様が何週間も目ヤニでマブタが開きにくい状態になってしまいました。
目ヤニを甘く見ないで、受診するようにしましょう。