介護施設の見つからないと「職員が」困る紛失物ベスト3

介護施設で紛失したら介護員が困るもの

介護施設では利用者の私物が度々見つからなくなり、紛失してしまうことがあります。
一体何処に置いてしまったのか?職員が無くしたのか?利用者が何処かに置いてきてしまったのか?
全然わからないものです。
紛失したものが貴重な小物類となった時は、ご家族もショックを受けてしまいます。
今回はそんな見つからないと「職員が困る」紛失物ベスト3です。
私の主観で勝手に考えました。

介護施設で紛失したら介護員が困るもの

第3位  メガネ

メガネ

利用者は意外とメガネを何処かに置いてくることが多いです。
外してその後覚えていない。
職員はすぐ気づけば良いのですが、ぼやぼやしていると「何時から無いの?」職員が誰もわからない状態となり、時系列でメガネの存在を把握することすら難しいです。
また、職員がお風呂などで外して何処かに置いてくる場合もあるので、利用者ではなく、職員が紛失した原因であることも。

しかし、探せば大抵の場合、居室、トイレ、浴室、服のポケット内にあることが多く、探す難易度は低いです。

が、例外があります。
他の利用者が居室へ侵入して、自分の持ち物として、持っていってしまった場合。
職員はどれだけ探しても見つからない事態に陥ります。
ご家族に謝罪の電話をしようと、頭を抱えていたら他のユニット職員が持ってきてくれて事なきを得た事がありました。
居室に侵入される可能性があれば、手の届かない場所に保管するようにしましょう。
ショートステイでは、自宅とは違う環境のせいか、こんな事もありました。

利用者同士でメガネを交換し、お互いが自宅に帰ってしまったのです。
似ているメガネだった為、職員は気づくきません。自宅でメガネを見たご家族から、「家のおばあちゃんの眼鏡じゃないよ?」と連絡を頂き、ユニット内を慌てて探し回り、交換したと思われる利用者からメガネを回収したこともありました。
この事例は、「メガネを交換するはずがない!」という職員の思い込みが原因でした。解決するのにサービス残業を4時間ほどして、顔を真っ青にしたのを覚えています。
これ以来眼鏡の紛失に懲りた職員は、利用者の顔を観察する度にメガネの存在に注意を払うようになりました。

第2位 入れ歯

入れ歯

入れ歯は定番中の定番です。
あの小さな入れ歯がありえない場所から出るわ、出るわ!
利用者は入れ歯が合わない場合、食事中でも外してしまいます。
煩わしいのですね。
で、その外した入れ歯をどうするか?

外したら、「ティッシュに包んでポッケの中に」入れてしまいます。
もしくは、「ティッシュに包んで机の上に置いておく」のです。
忙しい職員は、「ん?ゴミやな!ゴミ捨てなきゃ!」と食後の片付け時も言うこともあって、確認もせず捨ててしまう事があります。

で、口腔ケアの時に気づけば大事には至りません。ゴミ箱を探したりすれば見つかる可能性が高いからです。
が、口腔ケアをサボったり、そもそも入れ歯に注意を払わない様なケアをしていたりするともう手遅れです。
ゴミが回収されていなければ良いですが、それでも汚物を全てひっくり返して、一つ一つ探し出すのは大変な作業です。
数時間が経過し、ゴミを処分されてしまえばもう戻ってこないでしょう。

入れ歯を作り直すのは現実的に不可能なことも

口腔内に何らかの病気があれば痛いものです。
また、口の中を覗かれるのが好きではない利用者が多い。
そのため、高齢者の入れ歯制作は大変な作業です。
一度制作した入れ歯は紛失してしまうと同じものを作れないこともある。
もし紛失してしまったとしたら金銭的にも大変だし、もう入れ歯を作れないかもしれない。
入れ歯が作れなかった利用者は入れ歯無しで生活する必要が出てくる。
食事の形態も変更しなくてはならなくなる。
入れ歯紛失は全てに影響してくる大変な事態です。
普段から入れ歯は入れてるかな?と気にしておきましょう。
また、

夜間に入れ歯洗浄剤に漬けた入れ歯を利用者自身が持ち出して、何処かに入れてしまうこともありました。
持ち出す可能性があれば、手に届かない場所に保管するようにしましょう。

何が起こるかわからないが、取り上げてしえばいいと言うものでもないので難しいです。
ある利用者は

夜間入れ歯を預かると、「私の入れ歯は?どこ?返して」と何度も聞いてくる人がいました。
やはり自分の所有物が見当たらないと気になってしょうがないみたいです。
なので、入れ歯を取り上げることはしないで、入れ歯の所在確認の回数を増やすことで対応しました。

あるべきものが、あるべき場所にあるかどうか確認するだけなのでそんなに大変ではありませんでした。

第1位 補聴器

補聴器

堂々の第一位は補聴器です。
補聴器は何処で外すか予想できません。
よって、「ここじゃないか?」という予想を裏切られます。
バカな!ここまで探したのに見つからないなんて!
と、何度諦めそうになったことか。
しかも補聴器の平均価格は15万円程度します。
高いものだと両耳で50万なんてザラです。
あれだけ小さい機器の中に音を拾うマイクや増幅させるアンプが入っています。
また、その場の状況に応じて自由に設定が切り替わり、雑音を拾いにくくする機能があったりして、片耳だけで40万円とか当たり前の世界。
その補聴器が無くなったとなれば大騒ぎです。

無くしたのに気づいたら、何時から無いのか?何処で何をしていたのか、全て洗い出します。
そして、行動場面毎に隅々まで推理して探します。
勿論もう帰ってしまった職員にも連絡し、まだ勤務している他の職員にも応援を頼みます。
職員が全員で探す体制を早急に整えて捜索に当たります。
汚物の中身、ゴミの中身、不燃ごみ、生ゴミ全てひっくり返して調べます。
テッシュに包んで居る可能性、服の中、タンスの中、ズボンのポケット、バッグの中、トイレの棚、浴室、洗濯物の中、全て探します。

特に洗濯物のポケットは危険です。防水ではない補聴器が洗濯されてしまったら・・・・・・・悪夢です。
ある利用者は何時の間にか耳から外して、ティッシュに包んで、使用済みの鼻紙と一緒に歯ブラシの横に置いていました。
それをゴミと勘違いした職員がゴミ箱に捨ててしった事がありました。
直ぐに補聴器が無いのに気づき、捜索したので間に合いましたが、気づかなかったらゴミが処分されていたかもしれません。

その後は補聴器の所在確認をマメに行い、補聴器に脱落防止用の紐を付けることで対応しました。
職員が入れ替わる時は、「補聴器あるよ!」と声を掛け合って意識するようにし、以降は紛失することなく生活できています。

金額的にブッちぎりで高価な補聴器。本当に心臓に悪い紛失劇でした。

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