介護員は危険を伴う介助は拒否しましょう

危険な介助を断る勇気

現場の介護員は危険を伴う介助を強要させられることがあります。

しかし、その様な介助を行って事故が起きた時、施設は介護員を守ってくれるでしょうか?

「現場の介護員が勝手に間違った介助を行って、事故につながった」と切り捨てられてしまうと思います。

なぜなら施設は自分を守らなければならないからです。
入居者や働いている職員の生活を守るためなら、現場の介護員を切り捨てるのは当然です。

危険な介助を強要していたが、実際に事故が起こると、関わった介護員のミスである。と結論づけて責任を取らせる事例を幾つも見ています。

危険な介助を強要されたら断ろう

  • 例えばこんな事例がありました。
  • パーキンソン病のため嚥下状態が悪く、口腔内に溜め込んでしまう事があり、非常に危険な状態になる入居者様がいました。

    看護師は水分量を増やしたいので、水分はもっと摂取できるように介助してくださいと指示を出します。

    しかし、その日の夕食時は体調が悪く、食前薬と水分ゼリーを口腔内に溜め込んでしまっています。危険と判断した介護員は口腔内から薬と水分ゼリーをガーゼでかき出します。
    その報告を受けた看護師はこういいました。「口腔内に溜め込んでいる状態でも薬はかき出さないでください」「口腔内で少しづつ吸収されます。」

    その言葉を聞いた時こう思いました。「もしこの状態で気管に入ってムセこんだら非常に危険ではないのか?」と。
    実際、過去に同じ様な事が合った時は、吸引を行うことになり、介護員が責任を取らされ、看護師もそんな指示は出していないと物凄いスピードで逃げていきました。

明らかに介助した介護員に過失がある事故は仕方ないと思いますが、

危険な介助を強要しておいて、事故が起こったら逃げてしまう看護師や施設関係者は幾らでも居ます。
施設の各部署は自らに都合が良ければそれで良いというスタンスです。

現場の介護員は自分を守るために証拠を残す努力をしましょう

そんな自らの都合を強要してくる人たちから現場の介護員は自分を守る必要があります。

そうしないと、「そんな事を指示していない」「危険な介助なら介護員が判断して中止するべきだった」と何でも言いたい放題に言われ、責任追求されてしまいます。
反論しようにも証拠がないと何の反論にもなりません。

例え証拠の記録が有っても、事実を歪曲され、証拠として使えなくなることも

例え、証拠として記録を残しても、
「そんなつもりで指示を出していない」

「そもそもそんな指示を出していない。なぜ分からないなら聞きに来ないのか?」

「指示を正しく解釈していない」と事実を歪曲され責任を追求されてしまうこともあります。

危険な介助を強要されたら断りましょう

そもそも危険な介助は入居者様の生命を脅かすものです。
そのような介助はしてはいけません。

しっかり断りましょう。

自分のためでもあります。

もし事故が起きて起訴された場合は、自らが過失致死罪等で、前科が付いてしまいます。

危険な介助をしたことで自分の人生が狂ってしまうのです。

断っても強要してくるなら、そんな職場は辞めてしまいましょう。

犯罪者になるくらいなら退職したほうがはるかにマシです。

言われるがままではなく、自分の考えをしっかりもって入居者様と関わっていきましょう。

そうしていれば、何が危険な介助で、どんな事を断らないといけないのかよく分かってくると思います。

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