介護の転職、退職はボーナス支給後に告げるようにしましょう

冬のボーナスの季節。退職や転職を考える季節でもあります。
「ボーナス貰ってから退職しよう」と思う方も多いと思います。
しかし、気をつけないとボーナスを減額されてしまったり、支給されない事態も考えられます。
気をつけるポイントをまとめてみました。
退職を告げるタイミング
やむを得ない理由でボーナス支給前に退職する事を伝えなければ行けない事もあると思います。
しかし、ボーナス支給前に退職を伝えるのはマイナスしかありません。
退職者にボーナスを全額支給することはほぼ無いと思います。組織の規定によって違いもありますが、間違いなく退職予定者の評価は下げられることになります。
すると、10万円以上も減額された支給額になることも。
お勧めできません。
退職を告げるタイミングはボーナス支給後がベストです。
注意する点は、「支給後に退職が決まった場合は、ボーナスの一部を返還しなければならない」と組織の規定で決まっている場合です。
そのような規定があるなら、支給後もその規定から外れるまで働かないと行けなくなってしまいます。
転職のタイミングを優先させたいならボーナスの支給額は無視
しかし、転職のタイミングもあって、ボーナス支給後直ぐに退職したいこともあると思います。
たかが10数万円のお金のために時間が無駄になるより、自分が働きたい職場を優先する方が建設的だと思います。
退職したいと思ったその日から現在の職場には「愛着もモチベーションも無くなってしまう」のでは無いでしょうか?
そのちょっとした金額を得たいがために、時間を無駄にしてはいけません。減額されても良いので、適切な時期に退職して、新しい職場に転職しましょう。
ボーナス(賞与)って??
ボーナス(賞与)とは賃金とは別の特別手当です。なので雇用契約により支給すると約束されていない限り、支払う義務はありません。
組織によってその支払額は変更可能です。詳細に規定を設けている場合もあったり、経営者の一存で決められていたりもします。
賞与は退職を決断するタイミングの一つ
賞与とは「退職しよう」と決断する一つのタイミングだと思っています。賞与後に人が流動的になっている時期だと、新しい職員が入って来ることも考えられます。退職を考えたときは、賞与が支給された後に退職できるよう、準備を進めましょう。