
介護職で夜勤を沢山して稼ぎたい人がいるとどうなるか?
結論
新人職員に夜勤をやらせないようにして、独占しようとします。
なんなら新人職員を辞めさせてまで、夜勤を自分達で独占しようとします。
介護の仕事で稼ぎたい
介護の仕事で稼ぎたいと思えば、夜勤をするしかありません。
夜勤の回数が多けれて多いほど、夜勤手当が多ければ、多いほど稼げます。
1ヶ月手取りで30万は楽に超えます。
逆に言うと、どんなにきつい状況を乗り越えて頑張ってもその金額止まりです。
35万以上、40万円以下の手取りです。
この金額多いように思いますが、そうでもないです。
介護の仕事で稼ぐと寿命を縮める
一生懸命に仕事して、毎晩夜勤ばかり。
昼夜逆転の仕事で精神的にも肉体的にもボロボロになりながら気づけば精神を病んでいる場合も。
どんなに夜勤中に手を抜いても、拘束時間は変わりません。
ここまで頑張っても手取りは最高で35万円前後です。
元気な頃は「やったー」「こんなに儲かるのか」とか思う人もいるかも知れません。
ですが、全く儲かっていません。
介護の仕事で稼ぐって無理ゲー
介護の仕事で稼ぐのは無理ゲーです。
元々稼いでいた人からすれば、あれだけ仕事で拘束されて、責任だけが重い仕事をしていて、たった35万程度の手取り金額。
たったの35万円くらいです。
賞与入れて計算しても40万円ちょっとです。
沢山のものを失って、手に入れたのがこんなです。
割に合いませんよ?
だったら夜間工事の仕事に毎晩出るなり、警備の仕事をやるなり、引っ越し屋で働くなり、自動車の期間工等・・もっと稼げる仕事はあります。
何で介護で稼ごうなんて間違った考えに至ったのでしょうか?
稼げるはずがないんです。
もし稼げると思っているのなら、今すぐ他の職種で稼いでみたほうが良いです。
同じ拘束時間で計算すれば、介護がどれだけ割に合わないか分かります。
サービス残業を毎月何十時間もしていれば、時間給にして1000円行かないこともある。
自宅に仕事を持ち帰る人は、もっと安い時給換算で働いていることになります。
※注意月に手取りで35万を超えるのは、運良く夜勤などの仕事を独占できたらの話です。
介護で稼ごうと思うな!基本、安い給料で責任が重いだけだ!
介護職で稼ごうと思うのは間違いだと思います。
長い拘束時間と、重い責任、業務以外にある委員会などの仕事。
人員不足で拘束時間は長くなるばかり。
この状態で、どうして稼げると思うのでしょうか?
外の世界を知らなすぎて、他の職種で稼ごうと思えない介護職員
外の世界を知らない介護職員。
どうしても他の職種に行くのが怖い。
すると、介護の仕事にしがみついて稼ごうとします。
家族を養うため、自分の目的のため、欲望のため。
介護の仕事は職場環境が良くなれば、良くなるほど手取りの給料が減っていきます。
職員の人数が足りているので、夜勤の回数も少なくなり、職員の出勤日数も減ります。
ホワイトな職場環境が稼ぎたい職員を圧迫してしまいます。
稼ぎたいのに稼げない。
でも他の職種に行くのは怖いし、面倒くさい。
稼ぎたい職員は職場環境を破壊するしか手がありません。
職場環境を破壊して、稼げる環境を作る
とうとう、稼ぎたい介護職員は職場環境を破壊し始めます。
まず、新人に夜勤をやらせないこと。
新人を指導している時からから難癖を付けて、夜勤をやらせることが出来ないと本人にも施設長にも告げていきます。
そして、日勤常勤に固定します。
そうすることで、一番面倒な遅番の業務を全部新人職員に丸投げすることが可能となり、夜勤もやらせないので一石二鳥です。
次に、目をつけた職員を辞めさせます。
辞めさせる職員は夜勤をやっていた職員が良いです。
夜勤をしてしまっているので、今更日勤常勤になるのは難しいです。
辞めさせるしかありません。
毎日のように難癖をつけ、周囲にも噂をばらまいて孤立させます。
病気になるくらい毎日細かく指摘していきます。
味方がいたら味方にも攻撃を加えます。
すると、数ヶ月で辞表を提出するでしょう。
このように職場環境を破壊して稼ぐしかありません。
介護業界とはこんな場所です。
転職時に夜勤手当が良い職場は気をつけよう
夜勤手当が良いな~と思っても、中では壮絶な夜勤の奪い合いを行っている可能性もあります。
しかも微々たる金額を取り合う壮絶なものです。
日勤者の割合が多くて、夜勤者が少ない職場も同じ様な傾向にあることがあります。
夜勤を一部の人間が独占しているのです。
その様な職場に入職してしまったら直ぐに他を探しましょう。
そうしないと、人生を狂わされますよ。
転職活動中に「介護にしては給料が良い」と思って決めてしまうのは非常に危険です。
介護の世界で稼ぐという思考は危険
元々、稼ぐのは難しい世界です。
そんな職種で無理矢理稼ごうとしたらこの様に夜勤を独占するしか方法がありません。
そんな虚しい事をしてまで微々たる金額のために全てを犠牲にしたいですか?
介護で稼ぐのではなく、「最低限の生活費を稼ぐ」に思考を変えよう
介護で稼ごうと思えば思うほど歪な職場環境になってしまう。
どうすればいいのか?
「最低限の生活費さえ稼げれば良い」と最初から割り切りましょう。
無駄な残業を減らし、夜勤の回数も適正にこなし、自分の時間を確保する。
微々たるお金に執着するより自分の時間を確保するほうが大切です。
その時間で副業を行ったり、他のスキルを身につける勉強に当てたり、何でも行えます。
最初から介護で稼ごうと思わなければ、ちゃんと割り切って介護の仕事に向き合えるはずです。