ここは自宅であるという感覚に違和感を持った

居室

老人ホーム特有の「自宅の様な環境」を提供できるようにしよう。という感覚に違和感を覚えた。
この仕事を始めたばかりの時は、「入居者様の部屋は自宅のように、馴染みの物品に囲まれた環境にする」というのが当たり前なのだと思っていた。
そのように教育されたし、介護業界で仕事をするのが初めてだったというのもあった。
が、ここへ来てその常識に違和感を覚えた。
施設は何処まで行っても自宅ではない。どんなに自宅のようにしてもやっぱり自宅ではない。
最低限、住みやすい環境にすればそれが一番いいのでは?
「自分に家の様な環境」と言っているのは介護側が一方的に押し付けている価値観なのでは?
介護する側が決めた価値観なので、介護される側も、する側も苦労する事になっているのでは?
掃除が行き届かないくらい、私物でグチャグチャになってしまった部屋。
施設なのにすでに自分で管理できない汚部屋。
施設側も、捨てていいものと、捨ててはいけないものが区別しづらい状況を解決できていない。
家族が来た際に一緒に片付ける必要が出てくるが、お互いにそんな時間が無いのも現状。
最低限快適な生活が送れる環境+入居様が安心安全な介護を受ける事ができるのが一番いいのではないでしょうか?
施設であるという前提を覆し、自宅のようなというのは、矛盾を無理やり解決しようとすることなので、無理が生じる事になっていると思います。
その代表例が、自分の私服を着よう。という考え方。
私服を家族が選んで持ってきます。1日に朝と夕2回着替えを行います。
しかし、洋服って拘縮が進んだ入居者には苦痛でしかありません。
どうにか着せることが出来ても、人によっては失敗して表皮剥離なんていう事故だって起こります。
浴衣のような寝間着のほうがよっぽど安全に脱着できます。
服装で自宅を再現しようという試みは疑問でしかありません。

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